中小企業者等の金融円滑化に対する基本方針

遠州信用金庫は、地域の中小企業および個人のお客さまに必要な資金を安定的に供給し、地域経済の発展に寄与するため、以下の方針に基づき、地域金融の円滑化に全力を傾注して取り組んでまいります。

取組方針

地域の中小企業および個人のお客さまへの安定した資金供給は、事業地域が限定された協同組織金融機関である当金庫にとって、最も重要な社会的使命です。
私どもは、お客さまからの資金需要や貸付条件の変更等のお申込があった場合には、これまでと同様、お客さまの抱えている問題を十分に把握したうえで、その解決に向けて真摯に取り組みます。

金融円滑化措置の円滑な実施に向けた態勢整備

当金庫は、上記取組方針を適切に実施するため、以下のとおり、必要な態勢整備を図っております。

• 理事会において、「金融円滑化管理方針」および「金融円滑化管理規定」を策定し、金融円滑化主管部署である企業サポート部の担当理事を、金融円滑化統括管理責任者に選任しました。
• 理事会は、金融円滑化管理方針の周知徹底を図り、必要に応じて見直しを図ります。
• お客さまからの各種相談に迅速かつ的確に対応するため、全営業店ならびに相談センターに「金融円滑化相談窓口」を設置し、平日午前 9時から午後 5時まで相談を承ります。
  また、相談センターでは土曜日も住宅ローンの返済に関する相談を承ります。
• お客さまからの条件変更等および苦情等への対応状況については、克明に記録し、帳票類の保存期間に基づいて保存します。
• 金融円滑化統括管理責任者は、必要に応じて理事会、常務会および監事等に対して、金融円滑化関連情報または金融円滑化管理の状況について報告を行います。
• お客さまへのきめ細かな経営改善支援を行うため、営業店および相談センターのスタッフがお客さまの相談に応じます。
• お客さまの事業価値を見極める能力（目利き力）を向上させるための研修を行います。

他の金融機関等との緊密な連携

当金庫は、複数の金融機関から借入を行っているお客さまから貸付条件の変更等の申し出があった場合など、他の金融機関や信用保証協会等と緊密な連携を図る必要が生じたときは、守秘義務に留意しつつ、お客さまの同意を得たうえで、これらの関係機関と情報の確認・照会を行うなど、緊密な連携を図りながら地域金融の円滑化に努めてまいります。

なお、貸付条件の変更等に関する相談やご意見・苦情は、営業店のほか、次の相談窓口をご利用ください。