健康経営優良法人2024(大規模法人部門)の認定
遠州信用金庫は、「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定されました。
健康経営優良法人認定制度とは、健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している企業を顕彰する制度です。
当金庫は、今後も地域に根ざした金融機関として、「健幸経営」を通じ職員が心身ともに健幸で働くことができる職場環境に努め、地域に貢献できる専門人財の育成に努めて参ります。
1. 健幸経営の目的
遠州信用金庫は、重要な経営資源の一つである職員が心身ともに健幸で働くことができる職場環境の整備に努め、地域の発展に貢献する専門人財を育成します。
2. 健幸経営宣言
遠州信用金庫は、健康保険組合および産業医と連携し、職員の心身の健幸保持・増進のため健幸経営に積極的に取り組むことを宣言します。
令和4年7月1日
※浜松ウエルネスプロジェクトの趣旨に賛同し、「健康」を「健幸」と表記します。
3. 主な取組内容
(1)「遠州信用金庫 健幸経営宣言」の制定
(2)健幸課題の共有と健保組合とのコラボヘルス事業の推進
(3)衛生委員会を通じた職場環境の整備
(4)産業医と連携したメンタルヘルスケアの充実
(5)健康増進支援アプリ「PepUp」の活用
4. 健幸経営体制
5. 戦略マップ (画像をクリックすると拡大表示します。)
6. 健幸課題と施策内容
(1) 健幸課題のテーマ
① 生活習慣病等の疾病の高リスク者に対する重症化予防
【課題内容】
・ 健保組合とのコラボヘルスによる健康データ分析より飲酒習慣率(0.6ポイント減)、喫煙率(0.1ポイント減)は良化しているものの適正体重者率(4ポイント減)、運動習慣率(2.4ポイント減)、血圧リスク者率(0.5%減)と前年を下回る項目が増加した。
・特定保健指導対象者は前年度比1名減少したものの対象者の大半に変化がないため健幸リテラシー向上の働きかけが重要である。
【施策実施結果】
・ 前年度特定保健指導対象者に対し今年度対象有無の確認及び受診の個別推奨。
・健保組合主催のイベント「ウォーキングチャレンジ」「やることチャレンジ」取組みを推奨。
【効果検証結果】
・特定保健指導受診率は81%と大幅に推移(前年度56%)。
・特定保健指導受診対象者対前期比6名減少。
・飲酒習慣率(1%減)、喫煙率(2.6%減)、適正体重者率(3.3%増)、運動習慣率(1.9%増)、血圧リスク者率(0.5%減)と全数値改善した。
② 従業員の喫煙率低下
【課題内容】
・ 生活習慣病の予防及び非喫煙者の受動喫煙防止のため禁煙施策に取組んでおり喫煙者は年々減少傾向(2020年度:22%、2021年度:21.6%、2022年度:21.5%)にある。しかし、依然20%超であり健保組合全体の平均18%を上回っており更なる改善が必要である。
【施策実施結果】
・2020年4月、改正健康増進法に則り「全店敷地内・屋内全面禁煙・就業時間内禁煙」を実施。
・社内イントラネット、勉強会等通じ喫煙リスクを発信。
【効果検証結果】
・「全店敷地内・屋内全面禁煙」・「就業時間内禁煙」開始前の2019年度(喫煙率25.3%)との比較で大幅な改善が図られており2023年度は18.9%と初めて20%を下回った。今後も継続して喫煙率低下に向け禁煙を啓蒙する情報発信を定期的に行う。
(2)施策内容について
・特定保健指導実施率向上のための個別推奨の実施
・eラーニングによる健康セミナーの実施
・管理者向けラインケアセミナーの実施
・全職員の敷地内及び就業時間中の禁煙実施
・健康増進支援アプリ「PepUp」の活用促進
(3)健幸経営の目標数値・改善状況の検証について
【検証指標】
・健康経営度調査フィードバックシート及び健保組合作成による健康診断の分析データ。
【検証方法】
・健康分析データを基に健保組合のアドバイスを各部店の健幸経営推進担当者に勉強会を通じ金庫全体に浸透、また健康経営度調査フィードバックシートから戦略マップ・目標値の見直しを図る。
5. 健幸指標の目標数値
※静岡県信用金庫健康保険組合からの提供データを開示
【注1】R4年度の全職員(非正規も含む)の傷病による欠勤・休暇日数を期中平均職員数にて算出 ※新型コロナウイルス感染症による休業は除外
【注2】SPQ(東大1項目版)にて調査 ※調査対象は本部正職員(64名 回答率98.4%)のみ
【注3】ユトレヒト・ワーク・エンゲイジメント尺度短縮版3項目にて ※調査対象は本部正職員(64名 回答率98.4%)のみ
遠州信用金庫 総務部(担当:関根)
〒430-8689 浜松市中央区中沢町81-18 TEL:053-472-2111(平日9:00~17:00)